Renaming — Options
名前の変更を有効にした場合は、Renaming – Options ページで、プロジェクトに含まれる項目の名前の変更をより詳細に制御できます。
Renaming
クラス、メソッド、およびフィールドの名前の変更をグローバルに適用するかどうか（有効または無効）を指定します。 対象除外規則を使用することにより、名前の変更が適用されるプロジェクトの部分を制御することができます。 オーバーロード誘導（Overload Induction™）は、署名が異なれば、複数のメソッドで同じ新しい名前を使用します。 単純な名前の変更（Simple）は、追加のオーバーロードを作成せずにメソッドの名前を生成します。
Rename Annotations
内部定義されたアノテーションの名前の変更を有効または無効にします。
Classes/Packages
［Classes］ボックスでは、クラスの名前を変更するか、または元の名前を保持するかを選択できます。 クラスの名前を変更しているのであれば、［Packages］ボックスではパッケージ階層を保持またはフラット化するかを設定し、［Class Prefix］ボックスでは新しいクラス名に任意のプレフィックスを追加できます。 詳細については、このセクションを参照してください。 プレフィックスでピリオドを使用すると、名前変更されたクラスが別のパッケージに置かれます。
メモ： フラット化された場合、ピリオドを含む
プレフィックスがない限り、名前変更されたすべてのクラスが既定のパッケージに移動されます。
さらに、クラス名の 文字集合（Alphabet） および/または新しい名前ごとの最小の長さ（Min Length）を指定できます。 最後に、［Randomize］チェックボックスをオンにすると、クラスのランダムな名前変更を有効にします。
Members
［Members］ボックスでは、メンバーの名前を変更するか、または元の名前を保持するかを選択できます。 さらに、メンバー名の 文字集合（Alphabet） および/または新しい名前ごとの最小の長さ（Min Length）を指定できます。 最後に、［Randomize］チェックボックスをオンにすると、メンバーのランダムな名前変更を有効にします。
Alphabets
クラスやメンバーの新しい名前を作成するために使用される文字集合を指定できます。 定義済みの文字集合を選択するには、［Alphabets］テキストボックスの右端にあるボタンをクリックし、必要な文字集合をクリックします。 カスタムの文字集合を作成するには、必要な文字をテキスト ボックスに入力します。
カスタムの文字集合を作成する際の詳しい情報については、名前変更を参照してください。
Renaming — Exclude
Renaming – Exclude ページでは、クラスや、クラスのメソッドおよびフィールドを名前の変更対象から除外する規則を構成できます。 個々のメソッド、フィールド、クラス、またはパッケージ全体を除外することができます。
クラスの規則が定義されている場合は、それを使用して、クラス自体を名前の変更対象から除外したり、メソッドおよびフィールドの規則に一致するメンバーのみを除外したりすることができます。 この設定を変更するには、規則を選択して［Edit.. ］ボタンを押し、［Selects Class］設定を変更します。
詳細については、グラフィカルな規則エディターを参照してください。
Renaming — Map Files
Renaming – Map Files ページは、プロジェクトの名前変更の割り当てファイルの読み取りと書き込みを DashO™ に指示するために使用されます。 この情報は、増分難読化を実行する場合や、難読化されたアプリケーションからスタック トレースをデコードする場合に使用されます。
Input
この設定は、名前変更の入力割り当てファイルを指定します。 このファイルを設定すると、DashO はこの割り当てファイルに記述されている名前を使用して、増分難読化を実行します。 割り当てレポート ファイルは、割り当てに見つからない入力クラスと、割り当てにはあるが入力に見つからないすべてのクラスを記録します。
Output
この設定は、名前変更の出力割り当てファイルを指定します。
ProGuard 互換の出力
このファイルで作成された情報は、ProGuard の割り当てファイルをサポートするあらゆる分析ツールで利用できます。 DashO はこのファイルを自動的に上書きしません。 Overwrite オプションをオンにすると、DashO は既存のファイルを上書きできるようになります。